医療従事者の方、患者さん、そのご家族の方を対象に、一般医薬品と医療用医薬品について解説しています。

かぜ薬(総合感冒薬)は風邪の諸症状を緩和する成分を含む薬で、消炎鎮痛剤(発熱、関節痛などの全身症状、のど、頭痛などの痛みを緩和)、沈咳薬や去痰薬、抗ヒスタミン薬(鼻水、鼻づまり、くしゃみを緩和)などが含まれています。

かぜ薬は症状を緩和しますが、原因となるウイルスに対しては自信の生体防御機構に頼らざるを得ません。従って、十分な栄養、水分捕球、安静が第一に重要となります。

なかなか治らない場合は、風以外の感染症が考えられますので、医療機関への受診が必要です。また、用法や用量をきちんと守らないと十分な効果が得られない上に、副作用を引き起こすことがありますので添付文書を熟読するようにしましょう。

薬には、ドラッグストアなどの店頭に並んでいる「大衆薬」と「 医療用医薬品」があります。さらにこの医薬品は、「先発医薬品」と「後発医薬品」にわけることができます。

先発医薬品というのは、新しく開発され、日本で発売されるのが初めての薬で、一般的に「新薬」といわれています。一方、後発医薬品は、その6〜10年の特許が切れた後に、同じ有効成分を持つ薬として発売されるもので、「ジェネリック医薬品」とも呼ばれています。

後発医薬品については、これまで安全性と有効性に疑問を抱く患者さんが多かったようです。しかし後発品も動揺の試験があり、先発品と同じ規格か、長期保存しても品質が安定しているか−等を必ず確認してから承認します。

また新薬発売後には、その製薬会社に再審査期間が与えられ、副作用などの調査・報告が義務付けられています(医薬品の市販後調査)。このように、新薬が再審査された後、後発医薬品が発売されることからも、その案生成と有効性が確保されているといえるでしょう。

白血病を始めてとする血液の病気の治療や臓器などの再生医療を見据えて、臍帯血 保管をする家庭が増えてきています。

改正薬事法がOTC業界に与える影響の中で、最もインパクトが大きいのが「登録販売者」の新設です。登録販売者とは、薬剤師などの専門家の下で、OTC薬販売の実務経験を1年つみ、都道府県が実施する試験に合格したものに与えられる資格です。

現行の薬種商は、登録販売者に切り替えることが可能で、新たに試験を受ける必要はありません。そして、登録販売者を確保すれば、一般販売業と薬種商販売業を統合させた店舗販売を開設できます。

この改正は、長年にわたり「薬剤師不在問題」に悩まされてきたドラッグストアにとっては朗報です。従来、薬科大学が存在しない地域では、薬剤師不足が深刻で、大手ドラッグストアといえでも出店攻勢が難しいこともありました。しかしそれも、登録販売者を活用すれば可能となります。

なかでも最大の魅力は、「24時間営業」の実施です。この背景には、登録販売者を自前で養成することが可能になったことがあります。店舗で働く従業員は、受験資格である「1年間の実務経験」を簡単にクリアできるため、試験に合格すれば専門家はいくらでも揃えられます。つまり、24時間営業に必要な専門家は十分に確保できるのです。

また、コンビニやスーパーも時間の経過と共に、登録販売者を確保する道は広がり、OTC薬販売に本格的に乗り出すことになります。特に第3類医薬品は情報提供の努力義務さえ課せられていないため、新規参入は容易です。第3類の商品に特化した製品ラインナップで、集客力を高めることが考えられます。

医師に過誤があり、賠償責任が生じたときに備える医師賠償責任保険への加入はお済ですか。

薬を飲むべき最適なタイミングを決めるのは、薬の側の事情だけでなく、その病気がもつリズムとも呼べるものも考えなければなりません。例えば、喘息心筋梗塞の発作は、統計で見るとはっきりと明け方に多いことが分かります。その場合、いくら九州がよくて効き目がよいからと言っても、朝8時、9時に飲みましょう、というわけにはいきません。夜寝る前に飲んで、明け方まで効果が持続する薬でなくてはなりません。つまり、病気のリズムに対応して、有効な血中濃度を維持する薬でなければならないのです。

また、特殊な薬では、免疫抑制剤なども、病気というより、体のリズムそのものに対応した使い方をすることで、より適切な使い方ができると考えられています。

臓器移植などの術後には免疫抑制剤を長期間、連続して使用しなければなりません。ところがシクロスポリンなど湯構成が確認されている免疫抑制剤には、腎機能障害という副作用が起こる場合があります。しかし、夜間の血中濃度を測ると、肝臓の代謝機能が低下した状態にあるため、かなり高くなっています。だから、まず夜間は投与量を減らし、さらに、免疫という体の機能自体のリズムに合わせ、免疫機能が最も高まっているときに最大の血中濃度になるように投与することも考えられるのです。

カンジダや梅毒、トリコモナス膣炎に心当たりがある場合は性病 検査を受けることが大切です。

血栓ができてしまってから、それを溶かそうとするよりも、薬で血栓を予防することができれば、そのほうがベターといえます。この種の薬を「血栓凝固抑制薬」といいます。

代表的な薬はヘパリンです。強い狭心症の発作が続き、心筋梗塞になる恐れがあるとき、あるいは、心筋梗塞になってしまっても、それ以上広がるのを防ぐために、ヘパリンを使うことがあります。

ただし、この薬は、注射でしか使えません。また、万一出血した場合、血液が固まらず、大出血と鳴ることがあるので、十分注意して使わなければなりません。